バブル直後世代の政治的憂鬱
ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
結論についてはともかく、
まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。
この下りは僕らの世代でマイナーな発想を持つ者の共通理解だと思う。
小選挙区比例代表併用制の選択で民主政治なるものに絶望し、後は野となれ
山となれと思っていたら、21世紀を通じてポピュリズムの荒野となって
しまった。
それでも民主政治から離脱せず前線に踏み止まっている、最近のサブカル
的な「文化人」の方々には敬意を感じないこともない。
そういう僕も人助け的な会務なんかつい手伝ってしまうんだけどね
(非政治的なのが前提だが)。